ALCって何?
2022/07/26
ALCとは…
「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略で、高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートを意味します!
このALCを板状に成型したものがALCパネルで、建築物の外壁などに使われています✨
材料は、珪石・セメント・生石灰・発泡剤のアルミ粉末を主原料としています。
アスベストはもちろん、トルエン、キシレンなどの揮発性有機化合物(VOC)は一切含まれていません!!
と、難しい言葉が多いですが(;'∀')w
今日はこの「ALC」についてご紹介していきます😊
メリット
・軽い・・・コンクリートの約4分の1の重さしかない
・火に強い・・・不燃材料で火に強く、無機質の原料からつくられるため、万一の火災にも有毒なガスや煙を出すことがない
・断熱性が高い・・・無数の細かい気泡が優れた断熱性を発揮し、その性能は普通コンクリートの約10倍!空調のコストを抑え、結露の防止など住み心地の向上に貢献
・遮音性が高い・・・内部にある気泡により、高い断熱性と遮音性を発揮
・耐久が高い・・・補強材として特殊防錆処理を施した鉄筋マットやメタルラス(スチール製の金網) が組み込まれているので、使用上十分な強度を発揮
・地震に強い・・・ロッキング構法では、地震時にパネルが躯体(鉄骨)の変形に追従して外壁パネルの損傷や落下を防ぐ
・デザインの自由度が高い・・・表面にデザイン加工を施した意匠パネルがあり、各メーカーではさまざまなデザインの意匠パネルをラインアップしていて、現場塗装によってさまざまな色にカラーリングが可能
デメリット
・水を吸収しやすい・・・ALCパネル自体には防水性はなく水を吸いやすい性質であるため、表面に吸水・吸湿対策を施す必要があり、特に外壁材として使用する場合には、防水性の高い仕上げが必要
・施工工程が多い・・・木造住宅などの外壁をALCで仕上げる場合、最もポピュラーな窯業系サイディングに比べて施工の工程が多くなる
・左官仕上げや石張りには適さない・・・モルタルなどの左官仕上げをすると、剥離・漏水する恐れがあるため、左官仕上げには適しません。また、表面強度が普通コンクリートに比べて小さいため、重量のある石材や大型タイルなどを直張りすることもできない
・初期コストが高い・・・一般的な窯業系サイディングと比べると初期コストは高くなるが、窯業系サイディングより長持ちするために適切な塗料を使用すれば、ランニングコストは抑えることができる
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